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2015年 6月 10日 日本銀行の黒田総裁のかつての夢は天文学者!?
どうも長戸です!
前にも言いましたけれど、今僕は数学3Cを勉強しています!
数学Cっていうのは、もう課程からはずされてみなさんは高校では学習することにはなっていないやつですね。
ただ、大学に入れば、数学Cでやるような行列、確率分布といったものが統計や経済で出てくるんですね。
ですので、今は昔の大学受験用の参考書を使って数学3Cを勉強しています!めっちゃ面白いです!
さて、今日はみなさんにあることを伝えたいと思います。
みなさん、日本銀行総裁の黒田さんをご存知でしょうか?
今日本経済の舵取りを全面的に担っている、日本のリーダーです。
ところで、黒田さんが中学生のときの夢ってなんだったか知っていますか?
実は、天文学者だったんです。
中学生のとき、友達からアインシュタインの相対性理論を教えてもらっていらい、黒田さんは物理・数学にのめりこんでいきました。
図書館にある数学・物理の本はあらかた全て読み漁ったそうです。
(文学作品もほとんど読破したようです笑)
数学物理がとにかく大好きな理系少年だったんですね。
ところが、ある日物理の熱力学で挫折を感じ文転。
そのまま東京大学文科一類に入学しました。
大学に入ったら今度は哲学にのめりこんでいきました。
自主的に「分析哲学研究会」というゼミを立ち上げたりして学園祭で発表したそうです。
分析哲学や法哲学、科学哲学といったところを学びながら、法学部に進学。
法学部に入ってからは、法学をただ学ぶかと思えば、経済に興味を持ち、なんと経済学部の授業も大量に履修します。
法学と経済学を両方学んでいったわけですね。経済系のゼミにも多数もぐっていたそうです。
そして、大蔵省官僚、アジア開発銀行総裁を経て、今日本銀行総裁になっています。
さて、みなさん黒田さんがどのように学んでいったかを考えてみてください。
黒田さんは自分が好きなものを、好きだからという理由で学んでいってます。
何かを学ばなければならないから学ぶというモチベーションではありません。
哲学を学んだところで、実務に役立つ事はあまりないですしね笑
そして、黒田さんは、今まで学んだ事全てが今の仕事・人生に役立っているといっています。
もちろん、当時は学んだ事がどう役立つかはわからないです。でも、それはいつか「点と点を結ぶように」つながるに違いありません。
高校生の時はたっぷり時間があります。ぜひ色々なことにチャレンジしていって、知的冒険を楽しんで欲しいと思います。
それでは!!