根岸のブックレビュー | 東進ハイスクール高円寺校|東京都

ブログ

2014年 7月 4日 根岸のブックレビュー

こんにちは!担任助手の根岸(男)です!

今日私が紹介する本はコチラ!

「嫌われる勇気」

最近話題の本なので、書店で目にしたことがある人もいるんじゃないでしょうか?

ミーハーな根岸は話題の波に乗るべく一読してきました。

この本、「勇気を持って嫌われよう!」というありがちな自己啓発本かと思いきや、案外そういう本ではありません。

本書は悩み多き青年と老哲学者の対話形式で展開されていきます。

自信がなくて、学歴コンプレックスで、他人の評価が気になって、自分が嫌で嫌でたまらない青年に、老人は一言「人はみんな変われるのだ!!!!と一喝。

そんなわけない!と異議を唱える青年を、老哲人は華麗な論理で完全論破していきます。いやあ、実に気分が良い。

老人は言い放ちます。「あなたが不幸なのはあなたが不幸を選んでいるからだ!

青年「???????」 読者「???????????」

つまりこういうことだ。「トラウマがあるから人付き合いがうまくいかない」と青年は言うけれど、本当はそうではなく、人付き合いをしたくないから「過去の出来事」を言い訳にしているのだ!」「ぶさいくだから好かれない」のではなく、好かれない言い訳として「ぶさいくでいたい」のだ!

だいぶぶっ飛んでいます。世界の見方を180度かえるこの視点に私は度肝を抜かれました。要は因果関係が逆なわけです。「失敗するのが怖いから、嫌われるのが怖いから、人はいろいろなところから理由をこじつけてくる来るのだ。」ということです。自分の結果の言い訳として理由をこしらえているというわけです。

だからこそ、悪い結果や評価を受け止める勇気を出せ!と老人は言います。言い訳するのをやめて思い切って行動に踏出せば、光が見えてくるというのです。

この老人の哲学はすべて、フロイト、ユングと並ぶ3大心理学者の1人、アルフレッド・アドラーの考え方だそうです。アドラー心理学と呼ばれています。

しかし、青年はこのアドラー心理学に納得しません。

もし勇気を出した結果失敗したら、嫌われたらどうするのか!!

すると老人「下らない承認欲求など捨ててしまえ!!と一喝。

では承認欲求なくして何を手ごたえにして生きていけば良いのか・・・

この先はぜひこの本を読んで、自分の目で確かめてみてください!

 

流行の本だからと気軽に手に取ったら、思いもよらぬ深ーい哲学の本でした。いままでの人生観をぶち壊すような衝撃的な、しかし、合理的な内容だったのでひじょーに面白かったです。あなたの悩みは見かたを変えれば案外どうってことないことかもしれませんよ。対話形式で読みやすいので読んでみてください!