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2015年 2月 21日 長戸の徒然なる雑多な考察たち② 「伊藤計劃『虐殺器官』」
どうも~長戸です!!
春休みになったので、自由にドラムやピアノを練習したり、読書に時間を費やすことができていますね!
生徒のみなさん達のことを真剣に考えつつ、語学(英語、フランス語)や趣味、読書をやっていきたいなと思っています!!
さて、今日は先日読み終わった、伊藤計劃(けいかく)『虐殺器官』をご紹介したいと思います。
なんともおぞましい題名ですね。これはSF作品です。
伊藤計劃は、34歳でガンで亡くなった天才作家です。洞察力に溢れ、現代世界の歪みを作中で暴き出しています。
僕はこの作品を読んでいく中で、様々なことを考えさせられました。
人間の自由。人間の可能性。人間の弱さ。
人間のうちに潜む暴力性。そして、良心。
僕はこの世界が大好きですし、人間という存在が大好きでたまりません。
ですから、すべての人間が未来に希望をもって暮らしていける世界を作りたいと思っています。
誰もが「生まれてきてよかった!」と思えるような人をたくさん作りたい。
そういう人でこの世が満ちあふれれば、きっと世の中の多くの悲劇は少なくなっていくのではないでしょうか?
僕は、そういう人が生まれる「教育」はどのようなものかを考えたいと思っています。
貧困や格差をなくすことも、とても大切なことですね。
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以前の『長戸の徒然なる雑多な考察たち』のブログ記事はこちら ↓↓