ブログ | 東進ハイスクール 高円寺校 大学受験の予備校・塾|東京都 - Part 2

ブログ 2019年09月の記事一覧

2019年 9月 12日 意外に重要だぞ!漢字の勉強法!

こんにちは!担任助手の黒河内です!

みなさん、元気に勉強していますでしょうか??

天気の急変には細心の注意を!!

ちなみに僕は晴れ男です!男子版「天気の子」ですね!!(※ネタバレ注意)

さぁ!今回のテーマは「意外に重要だぞ!漢字の勉強法!」です!

受験が近づくにつれて、漢字の問題で点数が取れない事は非常にネックになってきます…

焦っている皆さんがやりがちな勉強法として、同じ漢字を何回も書くことです。

これは間違った勉強なんですね。なぜ間違いなのか。

答えは単純です。ただ写しているからです。

人間、「写す」という行動をする際は、写すことにのみ集中しているため、それを覚えようとはしません。

典型的な例が「写経」です。

お経を何回書いても、覚えられません。ゆっくり書いても何回書いても、一緒です。

意味が分からないものを写したところで、それは写している以外の何物でもありません。頭も使ってません。

文字を写すために、一時記憶として脳には格納されますが、そこから短期記憶や長期記憶にいくことはありません。つまり、消えていきます。

しかし、逆に考えると、ここに覚えるためのヒントがあります。

何回書いても覚えられない→書く回数は関係ない

写すというやり方では覚えられない→写さない

意味が分からないので頭を使わない→頭を使うようにする

この3つです。

前置きが長くなりましたが、ここで漢字の正しい勉強法について発表します!

それは

写さず、意味を考え、1回だけ書く。これで覚えられます。

こう書くと非常に簡単そうに見えますが、実際のところ、ただ写すのとは大きな差があります。

漢字の書き取りの宿題(何回も書く場合)で一番ダメなのは、単純にそれが「写す」という行動だからです。

本来、「書く」という行動は、脳からのアウトプットなので頭を使いますし、勉強法の一つとしては非常に有用なものです。

しかし例外として、「写す」場合は、脳に入ったものを、そのままコピペしているだけなので、頭を使っていません。

「頭を使って書く」とは、「インプットした情報を、自分で考えて変換し、消化した上で、自分の言葉で出力する」という流れ。こうなって初めて、書くという行動が勉強として有用なものになります。

最初と最後だけ真似て「インプットした情報を、出力する」ってやったところでダメです。肝心なのは、「自分で考えて変換し、消化した上で、自分の言葉で」という部分ですからね。

「写す」は、言ってみれば、カンニングみたいなものです。カンニングやってて身につくなんて、変ですよね。

漢字は、書くことが重視されがちですが、その前にしっかり読むことがもっと大事です。

1回でクイズに正解するためには、書く前に、その漢字をよく見て、特徴を掴み、「これは問題に出てきても書ける」という状態まで持っていかなければなりません。手本を隠して頭の中で書いてみたり、そらで書いてみたりしながら、「よし、書ける」ってなるまで、書いてはいけません。

漢字を覚えるときは、全体像を見るのではなく、パーツに分解して、それぞれのパーツを覚えるのが近道です。

例えば、「尋」だったら、「ヨ、エ、ロ、寸」という風に分解します。そして「ヨエロすん」で覚える。

「潔」だったら、「さんずい、主、刀、糸」。(主はちょっと違うけど)

「裏」だったら、「亠、里、衣の下部分だけ」。

「傘」だったら、「人、人人人人、十」。

全体像で覚えようとすると「なんとなく分かるけど・・・」といううろ覚えになりがちです。これだと結局点数になりません。

パーツごとにきっちり覚える方が点数に繋がります。

そう、漢字を書くときは、手本となる漢字を見たらダメです。上にも書きましたが、テストですからね。

新しい漢字を見て、書き方、意味、読みを見て、次に漢字を書いてみる。この流れはいつもと一緒かと思いますが、書くときに手本の漢字(新しい漢字)を見てはいけないんです。

どんな勉強でもそうですが、答えを見ながら問題を解いても身につきません。答えがあるから書けているだけであって、実力ではないですよね。だから、書くときは、答えを見ない。これは絶対です。

何回も書き写してるときって、手本を見ながら、いわば答えを見ながら書いているんです。答えを見ながらってことは、頭を使ってないんです。覚えられるわけがありません。

よく、「書いてみて分からなかったら手本を見る」っていう人がいますが、それだと結局「手本見ないと書けない(=テストでは書けない)」ってことなので、「手本を絶対見ない」で書いてみた人とは、結果に大きな差が出ます。

慣れてきたら「覚える段階」「書く段階」を切り分けましょう。

記憶には、一時記憶・短期記憶・長期記憶があり、長く覚えているためには長期記憶に入ってないといけません。

短期記憶と長期記憶の境目が20分なので、20分以上経ってからチェックしてみて、ちゃんと解ければ、「これは長期記憶に入っているからこの先もずっと解ける可能性が高いぞ!」と考えることができます。

もちろん、インターバルを取ったことで解けない問題も出てくるでしょうけど、それは短期記憶にしかなってなかったということです。覚え直しましょう。

こうやっていくことで、インプットの質が更に上がっていきます

この「1回書いて覚える」やり方と、「何回も書く」やり方との大きな違いは、インプットの質です。1回だけ書く方が、質が大きく上がっているんです。(上げないと1回で書けませんからね)

漢字ってのは、「そのまま覚えるだけ」みたいに思われていることが多く、「書いて覚える」とか「写して覚える」としか教えられないなことが多々あります。

覚える際のインプットが軽視されています。その端的な例が「何回も書く」という宿題です。覚える段階(インプット)が軽視されている以上、覚えられないんです。

「一発で漢字を書く」というアウトプットをするためには、「ヒントなしで書けるようになる」だけの良質なインプットが必要です。だから、何回も書き写すという写すだけのアウトプットに時間をかけるんじゃなく、インプットにもっと時間を割きましょう。そっちの方が効率的ですし、同じ漢字を何回も書くみたいな、馬鹿らしいことをやらなくて済みます。

インプットの質を上げるのは、どんな勉強にも、どんな教科にも言えることですが、特に漢字においては、インプットの質の低い勉強法が横行しているのが事実です。

ちょっと工夫して質を上げるだけで、漢字のテストの結果は変わってきます。何回も書くという修行からも解放されます。

最初は難しいかもしれませんが、この「1回だけ書く」勉強法は、おすすめですよ。

是非皆さんも実践してください。

伸ばすか伸ばさないかはあなたのやる気次第。

2019年 9月 11日 授業を100%完璧にする復習の仕方

 

皆さんこんにちは!担任助手の小野です!

夏休みも終わり、文化祭などで忙しい人も多いかと思います。

 

私も、先日、自分の高校の文化祭に行ってきましたが、、

文化祭は、高校生のうちではないと体験できない貴重な経験、と改めて感じました。

今しかできない経験を、存分に味わってくださいね!

そして、しっかりと切り替えましょう!

 

さて、今日のテーマですが、「授業を100%完璧にする復習の仕方」ということで、復習に焦点をあててお話ししていきたいと思います!

 

と、その前に、、

皆さんに一つ名言を紹介しましょう。

 

他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。」

(ジョン・ラボック)

 

なるほど。という感じですね。

もちろん、去年・今年、というのは、昨日・今日に置き換えることも可能だと思います。

そして、授業を受ける前・受けた後、と言い換えることもできるでしょう。

 

では、皆さん、日々、学校や東進で多くの授業を受けているかと思いますが、それを受けて、一歩でも前進できた、という実感はあるでしょうか?

 

もし、「実感が無い」、さらには、「結果も出ていない」のであれば、名言を借りるならばそれは恥、となりますね。

 

では、授業を受けて、「優れた自分」になるためには、何が必要でしょう?

そうです。授業を自分の力にするための、適切な方法の「復習」ですね。

 

ということで、前置きが長くなりましたが、具体的な復習の方法についてお話ししていきたいと思います。

 

復習で大切なのは、ずばり、アウトプットです。

 

アメリカのワシントン大学で行われた実験によると、、

テキストを読んだ後に小テストを行ったグループは、テキストを読み直すだけだったグループに比べ、2日後・1週間後のテストの結果が明らかに良かったということです。

 

このことは、アウトプットという復習方法が有効であることを示しています。

 

もちろん、アウトプットと言っても、様々なやり方があります。

例えば、、

・自分の言葉でノートにまとめる

・英語の文章を自分の言葉で和訳してみる

・友達とテストを出し合ってみる

などなど

 

中でも、私がおすすめするのは、自分の言葉で説明し直す、復習方法です。

やり方は簡単で、その日学習したものを、音読室で、自分の言葉にして授業を行います。

 

そうすれば、授業をもう一度思い出すきっかけになるだけでなく、理解していると思ったところでも、実はよくわかっていないことに気が付くことができます!

 

皆さん、ぜひ、これらを参考にしてしっかり復習し、明日の自分より優れた自分に、一歩一歩成長していきましょう!

期待しています!!

 

 

2019年 9月 10日 大学受験をする意味

こんにちは!担任助手の池田です!

2学期が始まってしばらくたちますが、夏休みの生活は抜けましたか?

ちなみに大学生はもう少し夏休みですので、まだまだゆっくりしております。

 

さて、本日のブログは大学受験をする意味ですね。私は受験時代に意味を見出して勉強をしていたわけではありませんが、去年の私の身内Tの大学受験を通じてその意味をなんとなく感じた節がありますので、そのことをお話しさせていただきます。

まず、皆さんに気付いてほしいのは、大学受験は将来の選択肢の一つに過ぎないのです。Tの大学受験の結論から申し上げますと、最終的に大学受験をせず就職の道を選びました。今は会社員として働いています。

Tはそもそも勉強が嫌いで、将来やりたいこともなく、志望校もなんとなく決めてなんとなく勉強する日々が続いていました。私はTと話をすることがよくあり、学部のことや将来やりたいことの相談をしていましたが、なかなか本腰が入らない様子でした。

ちょうど夏休みが明けた今頃の時期だったと思います。Tは就職の道も視野に入れ始めました。理由は2つ。自分の興味のない分野で大学に入った所で勉強なんてしないし、それなら就職して働いた方がいい、ということと、大学なんて何歳からでも入れるし、自分の将来の道を見つけてから入っても遅くない、ということでした。

それを聞いてとても理にかなっていると思いました。一つ目の理由も、苦手科目の勉強なんてしたくないし、まして将来に関係のない専門知識の勉強なんて私はやりたくないです。2つ目の理由も、大学の友達で一度就職してから会社を辞めて大学に通っている友達がいて、現在、高い志の中で勉強をしています。成績は学年で一番です。

さらに、大学というのは学費がかかります。それも百万円単位のお金です。大学に意味を見いだせずに大学に行ってもお金をドブに捨てるようなものです。

こうしてTは大学受験をやめ、就職をしました。

このことを通じて、大学というのは専門知識学ぶ場で、それは将来の夢や自分の志に直結している場なのだと強く感じました。そして、よくある大学で自分の道を見つける以外にもやり方があるのだと知りました。

将来やりたいことや自分の興味があることがある人は大学受験をする意味があると思います。

皆が大学に行っているから、就職するのに大学卒業している方が有利だから、という理由の人は大学受験はやめた方がいいと思います。

ちなみに今の高卒での就職率は98.1%です。高卒でも今は就職できる時代なのです。

皆さんには今一度、志望校に対する気持ちや将来の夢を考えてほしいです。この話を聞いてさらに深く考えていい選択を選んでいただければ幸いです。

 

2019年 9月 7日 英語の勉強法

こんにちは。夏休みが終わりましたね。皆さんはどれだけ努力することができたでしょうか。8月も模試で結果が出た人もそうでない人もいたかと思いますが、どちらだとしてもモチベーションを高く維持していかないといけません。秋からこれからどれだけ勉強できるか、質のある密度の濃い勉強を続けていけるかは自分次第です!

 

さて、今日のテーマは英語の勉強法についてです。

参考程度に読んでいただけると幸いです。

私っが大切だと思う二点をお話ししようと思います。

英語において欠かせないのは、単語や熟語量です。

本当に英語において、これが欠けていたり不完全だとなかなか成績は伸びていきません。読める単語量が増えるだけで、読むことが出来る英文も、英文を読むスピードも格段に上がります。キソマスを疎かにしている生徒は、早急に復習をしてください。本当に単語熟語は完璧にしないと英語ができるようにはなりません。

 

二点目になりますが、上で述べた基礎的なことに加えて、私がやっていたのは音読です。色んな担任助手からおすすめされているとは思いますが、私からも音読についてお話しします。私は学校で使っていた教材と、東進の受講の教材を音読していました。音読をする目的は、自分の声のスピードで英文の構造がわかってその内容が理解できるようになることです。音読を繰り返していくと、長文を読むときの「読み方」が変わってくるように感じていました。例えば私は構文を自分から探そうとするようになりました。例えば、betweenを見つけたら。その後のandを探しに行くとうような文章構造を意識した読み方ができるようになるということです。自分が完璧に理解した英文がこれだけあると、初見の長文でも太刀打ちできないものが減ります。下線部和訳でつまづくことも減りました。ただただ声に出して音読するのでは何の意味もありません。音読のスピードで内容をできるようになると、本当に読むのも早くなります。特におすすめなのは、ネイティブの音源を使って音読をすることです。そうすることでアクセントや発音にも意識が向きますし、もちろんリスニング力も伸びます。

 

今日は私が大切だと思う二点をお話ししました。英語は文系理系に関わらず受験科目にほぼほぼありますし、得点の差がつきやすい科目だと思います。苦手意識を持った人は特に、なにが自分に足りていないのか、考えてみて下さい。単語力に問題があるのか、文法の基礎的知識が抜けているのか、構文の理解が足りていないのか、人それぞれにどこかに弱点があるはずです、そこを改善していかないければいつまでたっても英語は伸びていきません。時間は有限ですし、これから秋以降本当に時間は足りなくなっていきます。優先順位を意識した勉強えをして行ってほしいと思います。